第二の層
つなぐCONNECT
情報は足りていないのではなく、別々の場所に置かれています。必要なのは新しい入れ物ではなく、つなぎ方です。
置き換えないという前提
現場には、すでに使われているしくみがあります。業務がその上で回っていて、職員がその操作に慣れていて、過去の記録がそこに積み上がっています。
それを一度すべて捨てさせる提案は、現場にとって高すぎる代償を伴います。各場所に存在するしくみ・データ・体験を尊重します。
つなぐ軸は、施設ではなく本人
施設を軸に情報を集めると、卒園・転園・進学・サービス解約のたびに記録は途切れます。制度の境界が、そのまま人生の断絶になります。
本人・子どもを軸にした識別と関係を定義し、どの場所から来た情報であっても、一人の時間軸の上に置けるようにします。
つなぐときに守ること
- 原記録を書き換えない
- 元のしくみにある記録は原本として保持し、表示のための整形とは分けて扱います。
- 出所を必ず残す
- どの場所から、いつ受け取った情報なのかを追跡できる状態にします。
- 権限を越えない
- 接続したからといって、見える範囲が自動的に広がることはありません。
- 解除できる
- 連携をやめられること、やめても本人の記録が消えないことを前提に設計します。
この層が引き受けないこと
すべてのしくみを一つに統合する構想ではありません。つながっている状態を保ちながら、それぞれが独立して動き続けられることを目標とします。
この層に関わる開発